2歳・自閉症と気付く前に感じていた「なんか大変・疲れる・しんどい」ベスト3

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毎日子育てお疲れ様です!
なゆみ です。

息子が2歳の頃、私は見えないモヤモヤと戦っていました。
なんか大変、疲れる、しんどい。
うまく言えないけど、なんか辛い気がする。でもなんだろう?

ほかの子とうちの子、なんか違う気がする

園の先生から、「日中ほぼ付きっきりで見ている」と言われた

子どもが目が離せないのは知ってるけど、本っっっ当に目が離せない

こんなモヤモヤ抱えていませんか?

はい!私、まさに抱えていました。
毎日小さな「??」が増えて
積み重なって
頭の中はハテナでいっぱい。

なんか大変だけど
何が大変なんだろう・・・?
ってひとりモヤモヤな日々・・・


私が初めてこのモヤモヤと向き合ったのは
入園3か月後・7月にあった個人面談のとき。

担任の先生から
“みんなと同じような園生活を送れていない”
という事実を教えてもらったことがきっかけでした。

そのとき2歳後半。
園での様子はお迎え時のお話や連絡ノートが頼りでしたが、
教えてもらう内容は
こんなことしました、こんなことがあったよ
と、明るい話題や出来事がメイン。

お迎え時もニコニコ、朝も特に嫌がりもせず通園していたため
面談もすぐ終わるかな~くらいに思っていました。

その状況で
「実は今、先生がひとり付きっきりの状態で過ごしています」
と聞かされたときの衝撃はかなりのものでした。

先生の前で私はどんな顔をしたのでしょう?
表情隠しきれず、素直に驚いた顔をしていたと思います。

親なら気付いてるんじゃ?
と思われるかもしれませんが、
私は気付いていませんでした。

いえ、”気付いていない”の部分を正確に言うと、
「あ、私が感じていた “なんか大変” って
 周りから見ても “大変” で合ってたんだ・・・!」

という驚きと納得です。

2~3歳の時期は、特に発達に個人差があり
・男の子だから、女の子だから
・うちもそうだった
・そのうちできるようになる
・そんなこともあるよね

とママ同士の話もぼんやりすることが多いです。
0・1歳ももちろん個人差がありますし、
3歳超えてからも永遠に個人差はありますが
2・3歳の時期はなにかと悩む方が多いと思います。


そのため、今の困りごとが

ママ(私)の主観で勝手に大変と感じてるだけなのでは?

ちょっとした日常の子育てのこと、困ってると思っていいのかな?

みんなはうまくこなして、解決してることなんじゃ・・・?
なんだかうまくできないのって、私だけ??


と、我が子の問題ではなく

「母」としてのこちら側の力不足が原因ではないか

と、困っている自分に自信がなかったのです。

その部分を園の様子として聞いたことで
「客観的に見ても大変で合っているんだ」
と、気付かせてもらえたんです。

今困っている方、困ってていいんです。
私も困っていました。
なんなら今も困っています・・・笑

困りごとはなくなりませんが、

まずは困っていることに気付くこと。


それが意外と難しく、また当事者にならないと
その気付きの大変さが見えてこない部分です。

私は気付くまで時間がかかってしまいました・・・

あくまで一個人の体験談ですが、
今回は私が日々感じていたモヤモヤ・ハテナの部分

なんか大変なんだけど、何が大変なんだろう?

について書いていきます。

私が『なんか大変・疲れる・しんどい』と思っていたこと ベスト3

第3位:絵本大嫌い、おかあさんといっしょ大嫌い

絵本を読んでもらうのって、みんな好きだろうな。

私は軽~い認識で長男の子育てをしてました。

『親子でたくさん絵本を読みましょう!』
よく聞く言葉です。特に疑問にも思わず、
長男にはいろいろな絵本を読んだり見たりしていました。

ところが、次男は絵本が大嫌い
読もうものなら逃げていきます。手元の本を閉じます。投げます。なんなら泣きます。
それはそれは嫌そうでした。

見る本といえば『図鑑』
しかも幼児向けのより、小学館の図鑑NEOのような
サイズの大きいしっかりめのやつが好き。
読むというより、写真を『見て』いました。

ただし図鑑は絵本と違い、薄い紙のため上手にめくれません。
結果、力加減に耐えられず次々と破損。
バラバラのチラシ状態になっていきました。
それでも構わずめくっていきます。

こんなに見るなら興味あるのかな~と
説明など読んであげると、すぐに閉じられました。
ぼくの邪魔をするな!
とでも言いたそうな、迷惑な感じ全開でした。


また、おゆうぎも大嫌い
長男のときは毎日お世話になっていた
『おかあさんといっしょ』は絶対に見ませんでした。
ついていると全力で怒って、私に消せ消せとアピールします。

おともだちと一緒に踊ったり動いたりするのも
絶対に混ざらず、その場から逃げるように離れていました。

好き嫌いは色々あるよね!とは思いつつも
絵本読んであげたいな~
踊れば楽しいと思うんだけどな~
と、周りと同じことができないのを感じていました。

第2位:めまぐるしく変わる遊び

好きな遊びしかしないのに、長続きせずすぐに別の遊びに移っていく。
まるでサーキットをしているかのよう。

次々変わるのを見守るのは、母の忍耐力を試されているような
試練の日々でした。

特に外遊びが好きで、積極的に公園で遊んでいましたが
とにかく急いで急いで追いかける日々。

そもそもインドア気質で、

運動苦手な私は
早すぎてめまいがするほど・・・。

とにかくしんどかったです。

次から次へと、長続きしないのです。

一瞬触って次のものへ。
ブランコ座ってゆらして、ダッシュ。
草ちょっとむしって、ダッシュ。
砂触って、ダッシュ。
蛇口ひねってみて、ダッシュ。
ちょうちょ見つけて、ダッシュ。
以下くり返し。

室内での遊びも
目に入ったもの、気になったものを次々と追っていきます。

長男とは違う遊び方をするので、私が合わせるのが大変でした。

第1位:一直線ダッシュによる脱走・迷子

一番ヒヤヒヤして悩んでいたのが、脱走・迷子です。
こちらの監督不行き届きは置いておいて・・・
正直に言います。実際に起こった失敗談です。

普段は玄関をダブルロックしていますが、
たまたま長男がカギを閉め忘れていて。

ドアを開けて、はだしで超ダッシュ!!!

「待って!!!待って!!!!!」
全力で叫びながら呼ぶも、逆におもしろスイッチオンで
私を見てニコっとし、そのまま全速力で
キャーキャーかけぬけていきました。

私もはだしのまま追いかけること、20~30m。
息子を無事に捕まえたときは震えました。

車通りが少ないとはいえ、
『2才』が『道路』に『飛び出し』
をしていたのです。

もし車が来ていたら・・・自転車がいたら・・・

この子の命を守ることへの

責任と不安と恐怖が押し寄せてきて
震えました。


無事でよかった、よりも
今後どうやって見守っていこう?

と不安のほうが大きかったです。

確保した後は、少し冷静に戻ったのか
足の裏が痛すぎて歩けず・・・はだしですからね・・・
きっとアドレナリンか何かが出てたんでしょう。
それをナチュラルにこなす次男。恐るべし。

そもそもの原因は施錠し忘れだったので
カキの確認はさらに念入りにするようになりました。


そして、出先での迷子も悩みの種でした。
基本手首から腕あたりを握りしめて連れていますが、
全体重&ひねりを加えてくるのです。
このときはおもちゃコーナーでした。

カーブを曲がったら
私の視界から消えてしまったのです。

同フロアを探すこと5分。

いました。
ゲームセンターの釣りゲームのところで、リールを無心に回していました。

こちらは心底ほっとし、心配しまくっていた気持ちもあって
涙が出るくらいだったのですが
当の本人は「何しに来たの?」くらいの表情。

「ぼくは楽しく回していましたけど、なにか?」

とでも言いたいような、
迷子の自覚も、ママと離れてしまった寂しさや不安も
一切感じていない表情でした。
その顔見てこっちは拍子抜け。
「ママ~~!涙」みたいな再会には全くなりませんでした。

楽しいスイッチが入ってしまうと、止められない。
2~3秒、目を離したスキにいなくなってしまう。

よく「ちょっと目を離したら・・・」
とニュースで聞きますよね。

親側の言い訳ではなく
本当に「一瞬」で消えることがあるんだ
というのを身をもって経験しました。

まとめ

今回は私がなんか大変と感じていたことについて
お伝えしました。
困ってると思っていいのかな?と当時は思っていましたが
しっかり困ってたんだと思います。

こんなことで困っててもいいんです。
困ってるママさん、私もだいぶモヤモヤしていましたが
モヤモヤの正体を探してみてもいいかもしれません。

まずは困っている自分に気が付くこと。
小さいけれど自分のなかでは大きな一歩となるかもしれません。

私はこの気付きが、次男が自閉症だと気付く第一歩でした。



読んでいただきありがとうございました!

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